サスティナブルファッション(SDGs)とは?環境問題への課題や取り組みと衣服・古着の関係

sustainable-fashion ファッション

最近、サステナブルやSDGsという言葉を聞きますよね。

SDGsというのは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、同じ地球に住んでいる私たちは、国や人種は違ってもこれだけは地球全体のために一緒に取り組んでいきましょうと、国連が定めた17の目標のことです。

その中で、サステナブルというのは、持続可能性のことです。
と言っても、あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は私たちがファッションで取り組めるサステナブルについてお話ししたいと思います。

サステナブルファッションについて

4月に環境省がサステナブルファッションについてまとめたページですが、イラスト入りでとてもわかりやすいです。なので、今回はこの中からいくつかかいつまんでご紹介します。

まず質問です。皆さんは、1年のうちに何枚服を買って、何枚くらい捨てていますか?
そしてそのうち、着なかった服は何枚くらいありますか?

実は、平均で一人当たりの購入枚数は18枚、手放す服は12枚、そしてなんと!着なかった服が25枚もあるそうです。これは衝撃ではないですか?

ちなみに1990年には洋服の1枚当たりの値段は平均で6,848円、2019年は3,202円。
洋服の値段は昔に比べてとても安くなっています。

しかし、私たちが買う枚数は増えて、そして着る年数は短くなっている。
つまり、大量生産、大量消費。簡単に言うと、プチプラを簡単に買って、簡単に捨てるという習慣がなんとなく定着してしまったということですね。

家庭から捨てられる洋服のゴミは、年間約15億点。といっても想像つかないですよね。
これは、大型トラック約130台分を毎日燃やしたり、埋め立てたりしているわけです。

それを聞くと、そろそろ環境への負担が大きすぎて、地球が悲鳴を上げてしまいそうというのがわかりますね。

「でも、私たちができることってそんなにないんじゃない?」と思っていませんか?
いえいえ、そんなことありません。

2020年には78.7万トンの服が家庭や会社から捨てられたそうですが、そのうち4.6%が企業からの売れ残り処分などのゴミで、残り95.4%、ほとんどが家庭から出されているそうです。

問題は家庭から手放された洋服の捨て方、処分の仕方です。
66%の不用品がゴミや不燃ゴミの処理、20%がリユースショップやフリマアプリでの再販売などのリユース、そして14%が別の要素で再利用されるリサイクルにまわっているそうです。

環境問題というと、多くのアパレルの作り過ぎばかりにスポットが当たってしまいますが、実は、私たち消費者が不要な服の捨て方やそもそも衣類の持ち方を見直すだけで、ものすごくこの問題に貢献できるということです。

私が考えるに、だからと言って単純に「もう服なんて買わない」「もう服持たない」という姿勢になる必要はないと思います。

たまにおしゃれをして出かけることや、自分を美しく快適に見せることなど、洋服にこだわることは、人が生きていく上でとても大事なことですよね。

私たち消費者は、「サステナブル」のために、いったい何をしたらいいでしょう。
私が考えることを具体的に5つ挙げてみたいと思います。

SDGsなクローゼットは腹八分目

とにかくぎゅうぎゅうに服が詰まっているクローゼットだと、大きなクローゼットを持っていてもいつも手を伸ばしやすい枚数は、だいたい10枚程度です。ほとんどの人がこの10枚程度のスペースにあるものしか着ておらず、やっぱりクローゼット全体を活かしきれている方は少なくなってしまいます。

たまにクローゼットの奥の方から、梅干しの古い瓶みたいなのがズルズルっと「これ何年もの!?」というような何年も着ていない塩漬け服のようなものが出てきたり、とれないシミがついてしまっていてもう二度と着ないのに、そういうものがクローゼットに入っていたり。

今のように、ちょっと外出がしづらい時期には、クローゼット整理をするのにぴったりだと思います。
服が特に多い方は、真冬に着るダウンコートなどはしまって、今のシーズンに着るものだけをクローゼットに並べましょう。

実は、アパレル店では「ハンガーピッチ」といって、ハンガーとハンガーの間隔がだいたい7㎝前後といわれます。高級ブランドショップでは、10㎝近くあいています。

ゆったりと洋服が並んでいれば並んでいるほど高級に、逆に隙間なくぎゅうぎゅうに詰めれば詰めるほど、服は安っぽく見えてしまいます。

そうではなくて、適度な間隔があいているクローゼットだと洋服が見やすいですよね。
そうすると、自然にクローゼットの奥の方まで人って手を伸ばそうとするものです。
そうすると、あなたの手持ち服をグッと活用する機会が広がりますよ。

こうやってクローゼットを腹八分目にすると、まんべんなくどの服も着られて、同じものを買ってしまうという失敗も防げます。

服を大事にするというのは、着ないままクローゼットに眠らせておくことではありません。
たくさん着てあげた服は、パンツだとだんだんとお尻の方の生地が薄くなったり、傷んできますから、服に感謝しながら処分することができると思います。

まめに手入れをすることがSDGsに繋がる

セーターに毛玉がついたら捨てる!と思っていませんか?
毛玉は汚れではありません。クリーニング屋でなくてあなたが取るものですよ。
取ると新品みたいに綺麗なセーターによみがえります。

その他、靴磨きやスニーカーの汚れ取りなど、新品バリバリの服なのに靴のかかとがはがれていたりするのは、本当にいただけません。
あまり溜めずに、気付いたらちょこちょこメンテナンスしてあげるのがおすすめです。

念のため買いはSDGsではない

先ほどもお話ししたように、洋服の値段は、昔よりも今下がっています。
具体的に1990年に比べて47%値段は下がっているのに、購入点数は1990年に比べて約1.5倍に増えているそうです。

つまり、この20年ほどで、洋服の値段は安くなっているのに、私たちはもっといっぱい買っている。
安いから簡単に買って簡単にポイっと捨ててしまう洋服の扱い方が、定着してしまっているのではないかと思います。

しかしこれをやっていると、またクローゼットはあっという間にお腹いっぱいになってしまいますよね。プチプラ爆買いという考えは、もはや時代遅れだと私は思います。

安いから買う。念のため黒、紺、白、全部買っちゃおうかなぁと色違いを買う。
昨日よりちょっとだけ安くなっているから買う。という行動をちょっとだけ見直してもらって、安いけれども自分にとってこれはいいものだから買う。に切り替えていけたらいいと思います。

SDGsに直結する服の処分方法

私自身は、服の処分は買い取りリユースさんに買い取ってもらうことが多いです。
自社ブランドの洋服やサンプルで購入した洋服、動画用に購入した洋服と、自分のプライベートの服は、完全にクローゼットを分けています。

私はユニクロが大好きなので、プライベートでもよく着ていますが、その中でも仕事用に買ってこれはプライベートでは着ないなというものは、引き取ってくださる知り合いが何人かいるので、その方に早めに来ていただいています。

それと、ユニクロの場合は店舗にリサイクルポストがありますよね。
プライベートで着たユニクロの洋服を処分するときは、そのリサイクルポストに持ち込むようにしています。

他にも、H&Mは店舗に不用品リサイクル回収ポストがありますよね。
そういうところに持ち込むと、企業サイドでしっかりと資源として有効活用してもらえますので、着なくなった服に第2の命を吹き込むことができます。

SDGsを意識して楽しくリメイク

裁縫ができる方は、自分でリメイクしてみるのも楽しいですよね。
家に眠っているタンスの肥やしになっているスカーフをリメイクしてバッグに生まれ変わらせるサービスなど、リメイクサービスを利用してみるのも楽しいのではないかなと思います。

以上、SDGsを取り入れながら、おしゃれを楽しむ5つの方法についてお話ししました。

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